自然と遊びフィールド・竹細工グループでは、竹を使った遊びをテーマに、竹馬や竹トンボの製作に取り組んできました。
今回は、学生たちのたっての希望により、流しそうめんをすることに。
もちろん、いきなり流しそうめんができるわけでもなく、まずは、竹を切り、半分に割り、節の部分をやすりで削る作業から始めました。雨が降っていたため、流しそうめんも室内で行わなければならない覚悟でしたが、ちょうど晴れ間が出てきたので、屋外に脚立などを使って竹を配置。平行して、そうめんを大量にゆで、準備万端です。
そうめんが途中で止まったり、薬味のネギが流れてきたりを楽しみながら、それぞれが満腹になりました。
まさに五感で楽しむ経験でしたが、単に流しそうめんがおいしかっただけではない、別の経験も彼らの中に蓄積されたのではないかと思います。保育者として、どれだけいろいろな経験を楽しむことができるか、そして楽しむためには事前の準備も必要で、それすらも楽しみに変えていける力をもってほしいと願っています。

地域こども学科　古海　忍