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2016年11月25日

図書館 卒業生からのメッセージ講座2016Part2を開催しました。


☆・・きらっと☆図書館講座⑦with キャリア支援センター・・☆
☆ 卒業生からのメッセージ2016 Part2 ☆のご報告

2016年11月24日(木)12:20~12:50 図書館で
"卒業生からのメッセージ 2016 Part2 "を開催しました。

今回お話しいただいたのは、村田知史(2006年度幼児教育科卒業生、2007年度専攻科修了生)さんです。
村田さんは、卒業後9年間保育園で働いた後、その経験を活かし、2016年4月からは「リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本」で働いています。

①「どんな学生時代を過ごされましたか」
②「学生時代にしておいて良かったと思うことは何ですか」
③「保育園での勤務の際、アルバイト学生を受け入れたと伺いました。アルバイトの方に対して心構えや行動などで気をつけてほしいことはありますか」
④「ご自分が学生時代に、実習に行った際は、最初から施設の方々に積極的に質問をすることはできましたか」
⑤「苦手な教科(ピアノ)はどのように取り組んでおられましたか」
⑥「実習での記録簿を書くことが苦手です。どのように取り組まれましたか」
⑦「感覚統合とはどのようなものですか。教えてください」
⑧「今は保育士として働いておられますが、専攻科で介護福祉士を取得されたことは今どのように活かされていると思われますか」

先輩は、
①「幼児教育科の2年間は、とても楽しく過ごしていました。この学校が大好きで、もう1年学生でいたいという軽い気持ちで専攻科に進学しました。しかし、専攻科の学びは、利用者さん一人ひとりにどう深く向き合って接していくかを考える学びの連続で、自分の中で、もっと学ばなくてはと気持ちを切り替えて、保育園でのアルバイトを始めいろいろな経験をし、また学校での勉強も真面目に取り組みました」
②「自分は入学するまで、ピアノを弾いた経験がなく苦労したのですが、実際に保育園で勤めると、弾き語りなどをする場面もあるので、学生時代に取り組んでおいて良かったです。その他、学生時代に得たとても大切なものは、「友だち」の存在です。今でも同じ方向を向く仲間として、非常に大切な存在です」
③「あいさつをすること、自ら学ぶ姿勢、自分で考えて動く、行動することなどです。待ちの姿勢で、言われないと行動できない方が多いように思います。積極性が必要だと思います」
④「自分は幼少時から「野球」に取り組んでおり、上下関係については厳しい世界にいたため「あいさつ」に関しては、自然と身についていたと思います。また自分は次男坊なので、常に周りを見て行動するという傾向があり、「この人なら教えてくれるだろう」という人に分からないことを聞いていたように思います。まずは、勇気を出して行動してみてください」
⑤「入学後、学校とは別にピアノの個人レッスンを受けていました。また学校が好きだったこともあり、友だちと話をしながらですが「ピアノ練習室」で毎日19:00くらいまで残ってピアノの練習をしました。卒業までにブルグミュラーの半ばまで弾けるようになりました。1年半くらい個人レッスンを続けていました」

⑥「書くことは得意では無かったですが、社会人になっても書くことを求められます。書き方は書いていくうちに身についてくるように思います。学生時代は図書館で記録簿の書き方の本を借りたり、友だちに相談したりなどしていました。慣れだと思います」
⑦「このことについて話を始めると30分以上かかるとは思います(笑)。感覚から入る複数の刺激を脳と結び付けて感覚を統合させることです。感覚統合療法とは、アメリカの作業療法士のエアーズとういう人が考案した理論で、発達障害のある子へのリハビリテーション、療育実践として主に医療現場(作業療法)で発展してきたものです。感覚統合理論では、(1)楽しい活動(2)ちょっと頑張れば成功できるもの(3)成功体験を大切にしています。現在、自分が勤務している「リハビリ発達支援ルームUTキッズ田原本」でも、この感覚統合療法を中心とした活動(1回:活動45分+振り返り15分)の中で一人ひとりのお子さんにアプローチを行っています。スタッフには、作業療法士、言語聴覚士、保育士などがおり、自分は保育士として関わっています。「UTキッズ田原本」では、一人ひとりのお子さんのアンバランスな感覚やそれによって引き起こされる落着きの無さなどを克服するために、そのような感覚や運動を調整する力を自主的に楽しんで「体を動かす」→「成功!」→「楽しくなってまたする!」の繰り返しを通じて高めていくことに取り組んでいます。今日は、自分が保育士をしている時に出会った作業療法士である高畑脩平氏の著書、『乳幼児期の感覚統合遊び : 保育士と作業療法士のコラボレーション』を紹介します。この本には、感覚統合の発達が分かりやすく解説されており、乳幼児の感覚統合あそびが写真を交えて紹介されています。理論に基づいてどんな遊びを組み立てたらいいのか、その遊びにはどういう目的や効果があるのかが分かりやすく説明されているとてもお薦めの資料です」

⑧「先にも述べましたが、介護福祉士を取得するための専攻科での学びは、利用者さんに一人ひとりに関わって、どう深く向き合い、いかにその人を知るかの学びの連続でした。そのことは、今の職場でも同じであり、現在に活かされていると思います」

また「知的障がい者施設にボランティアに行った際、知的障がい者に関わる仕事に興味を持つようになりました。障がい者に関わるアルバイトをしたいと思っていますが、どうしたら良いですか」との在学生の質問に、「自分の施設ではアルバイトは募集していませんが、近隣の施設でも募集はしていると思います。是非、行動してみてください」と励ましの言葉をかけてくれていました。講座に参加していた先生からもその在学生に対して、「他の卒業生の施設を紹介することができますよ」とのアドバイスがありました。
地域こども学科、生活福祉コースの学生など約7名の参加がありました。
在学生のアンケートでは、
• 学校で勉強する知識は大事だと思った。
• 感覚統合のあそびに興味が出ました。(紹介のあった)本を読もうと思いました。とても話しやすかったです。ありがとうございました。
• ピアノのことなど話していただけたので良かったです。
などの声がよせられました。

村田知史さん、本当にありがとうございました。
働いて10年目、今も学生時代と変わらず日々目標を持ち、一人ひとりの利用者さんに真摯に向き合う姿、さらに成長した姿を直に拝見できて、先生や私達職員もとても感動しました。
また、遊びに来てくださいね。