2018年6月13日(水)12:25~12:55
図書館で、きらっと☆図書館講座⑥
☆・・きらきら よい子の遊び講座2018・・☆を開催しました。
”夏の思い出”:歌おう、遊ぼう、音楽レクのWA!
プログラム
北酒場
うみ
われは海の子
矢切の渡し
夏の思い出
みかんの花咲く丘
上を向いて歩こう
シリーズ10回目となる今回は、「夏の思い出:歌おう、遊ぼう、音楽レクのWA!」と題し、音楽ボランティアをライフワークとして活躍中である本学非常勤講師の和田宏一先生と宮田眞理先生に、レクリエーションの場において音楽をどう生かせば良いかについてご指導いただきました。昨年に引き続き、本学教授の安永龍子先生による「福祉施設などでおこなうレクリエーション:音楽を使った体操」の実演や指導もありました。
8月に実習を控えた生活福祉コース学生に向けて、今年度は夏の歌を中心に講座を開催しましたが、日本語教育別科やこども保育コース、食物栄養コースの学生の参加もありました。
和田宏一先生、宮田眞理先生お二人とも、年に1~2回高齢者施設で音楽ボランティアをされており、その経験から、高齢者施設で好まれる歌のジャンルとして「唱歌と童謡」「歌謡曲と演歌」などがあることを紹介いただきました。
今回の講座では、「唱歌と童謡」ジャンルで「うみ」「われは海の子」を、「歌謡曲と演歌」ジャンルで、「北酒場」「矢切の渡し」を歌っていただきました。
図書館講座ということで、高齢者施設でレクリエーションをおこなう際に参考になる雑誌や選曲の参考になる本の紹介もありました。
講座中盤では、「福祉施設などでおこなうレクリエーション:音楽を使った体操」の例として、雑誌「レクリエ」で紹介されている「4つのポイントを取り入れた排泄のための体操」を「サザエさん」の歌に合わせて、会場の皆さんと一緒に体験しました。
最初に、安永先生から振り付けの実演がありました。
「お魚くわえた ドラ猫」のリズムに合わせて体操をするうちに、会場の皆さんからは、自然と笑顔があふれました。
安永先生からは、重心移動で上体を戻す際に、体をそらせすぎないよう注意すること、体幹を意識しながら手足を動かし楽しく体操をすること、利用者さんの体調などをみてテンポを早くする、ゆっくりするなど、レクリエーションを行う対象者である利用者さんの体調や要介護度の状態に合わせてアレンジしたら良いことなどを教えていただきました。
時間の関係で演奏を予定していた「みかんの花咲く丘」「夏の思い出」の歌は、残念ながら割愛することになりました。
講座の最後に、高齢者施設で歌うと人気のある曲として、「上を向いて歩こう」を歌っていただきました。
生活未来科生活福祉コースの学生など約30名の参加がありました。
アンケートでは、
・音楽レクリエーション、音楽療法の大切さ、素晴らしさはよく理解できました。すばらしい機会を作っていただいてありがとうございます。
・だれでも実践できて、楽しめるものだと思った。
・昭和の歌、涙出る。懐かしい。
・とてもおもしろかったです。すべての歌でなくともいいので、一緒に歌いたいです。
・今後の実習で、レクリエーションでもやってみようと思いました。
などの声が寄せられました。