奈良中部公民館で開講されている「奈良シニア大学」の講演を担当しました。
講演のタイトルは「後世に伝えたいニッポンの伝統食」です。
今年「奈良の食文化研究会」で出版した「奈良にうまいものあり!」で取り上げた
郷土料理や加工食品を中心にした内容でお話ししました。
日本最古のすし屋「つるべすし弥助」や奈良の郷土食を代表する「柿の葉すし」、
上北山村の大和マナを使った「めはりずし」、
十津川村の「さんまずし」など日本のすし文化の
話題を提供しました。
また、日本の清酒発祥の地とされる「正暦寺」の
「菩提酛」や奈良漬け、古代醬など発酵食品についても
取り上げました。
奈良の食は世界文化遺産に登録された『和食』の礎となっているものです。
今後もこの伝統食を後世に伝え守っていかなければなりません。