5月8日から新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、昨年までオンライン開催だった学会も完全対面で実施されるようになりました。数年ぶりに日本食育学会に参加することができました。
会場校は北海道恵庭市の北海道文教大学です。「日本の食育の課題とこれから~ICT活用の実践を見据えて~」をテーマに、食育現場における現状分析や課題解決について、食に関わる様々な方たちの取り組みが紹介されました。なかでも「食育でプログラミング」や「産学連携による取り組み」は大変興味深い内容でした。
下の写真は「産学連携による取り組み」で紹介された「えこりん村」です。北海道はこの季節にシャクナゲや菖蒲、ツツジが咲いており、本州の4月下旬の気候で、爽やかな晴天でした。
「えこりん村」は、2006年6月、北海道恵庭市に開業した敷地総面積150haのエコロジーテーマガーデンです。その殆どを農地(畑地)が占め最大1,000頭の羊が放牧され、四季折々の花が咲く英国式庭園やキャンプ場、2013年に世界一大きなトマトの木に認定された「とまとの森」などの観光施設があり、近年はSDGs(持続可能な開発目標)をテーマとした教育旅行への対応も行っているそうです。