入学式から早いものでもう2ヵ月が経とうとしています。
学生にとって、短大でのキャンパスライフもだいぶ馴染んできたようです。

5月18日（月）に見学実習として、特別養護老人ホーム和楽園へ行きました。
短大から歩いて5分もかからない恵まれた環境のため、全員で歩いて施設へ向かいました。

施設に到着し、桝崎施設長から和楽園の沿革、介護保険制度の概要、今後の高齢者福祉の課題、介護報酬改定における和楽園での取り組みなどについてお話しいただきました。なかなか普段お聞きしにくい実情についても具体的にお話いただき、学生にとっては学内授業での疑問点がスッキリしたり、新たな学習課題が見つかったりと有意義な時間をいただきました。

奈良佐保短期大学の卒業生の職員さんの生の声に触れる機会もいただきました。
介護の3Ｋの捉え方の話は特に印象的で、情熱をもって仕事をされている様子が伝わってきました。

その後、施設内の各所を見学しました。
厨房や洗濯室など実際に働かないと立ち入らないところも見せていただき、直接介護だけでない生活支援について見聞できました。
また、見学の時間帯を考慮いただき、浴室や、実際の昼食場面の様子も学ばせていただきました。

初めての学外授業として実際の現場を見れたことは、学内での学習の統合や、新たな課題発見の契機となり、今後の学びが深まること期待しています。

本授業について、ご協力いただいた桝崎施設長はじめ、職員さん、そしてご利用者に感謝をいたします。
ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生活福祉コース　　　　小木曽　真司