12月1日(土)、奈良女子大学記念館講堂で、奈良地域留学生交流推進会議主催の第19回外国人留学生スピーチ大会が開かれました。県内8大学から一人ずつの出場で、大韓民国、モンゴル、中華人民共和国、インドネシア、イタリアの留学生からの発表でしたが、他の留学生も多く応援に来ており、国際色豊かな大会でした。
いずれの大学の留学生も、流暢な日本語で留学生から見た日本や奈良について、また、自分の思いや考えを語り、非常にレベルの高いスピーチ大会でした。本学からは、生活未来科ビジネスキャリアコース1回生ルハグワジャブ サイハンビレグさんが、『感謝』というテーマでスピーチを行い、3位の努力賞を受賞しました。サイハンビレグさんは、何に対しても感謝の気持ちを持ちたいと、家族、友人、先生にありがとう、つらい涙や失敗にもありがとう、そして、感謝の気持ちをもって明るく歩んでいきたいと話され、聞いている者の心に響きました。日頃忘れがちな感謝の気持ちを留学生から教えられたような気持になりました。
留学生が、それぞれの思いを語るこのスピーチ大会は、内容も濃く、留学生同士の理解や励みになり、また、日本人として新な気づきや課題が発見され、とても有意義なものです。また、来年が楽しみです。