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きらきらよい子の遊び講座2016を開催しました。

2016.05.12 図書館

2016年5月12日(木)12:25~12:55に、図書館で”きらっと☆図書館講座☆きらきら よい子の遊び講座2016☆”を開催しました。

プログラム
“野に咲く花のように:心で体で感じよう 歌の力”
朧月夜
茶摘
宵待草
星影のワルツ
北国の春
青い山脈
リンゴの唄
野に咲く花のように

シリーズ8回目となる今回は、“野に咲く花のように:心で体で感じよう 歌の力”と題し、音楽ボランティアをライフワークとして活躍中である本学非常勤講師の和田宏一先生と宮田眞理先生が、レクリエーションの場において音楽をどう生かせば良いかご指導くださいました。今回の講座では、本学教授の安永龍子先生による「福祉施設などレクリエーションの場での音楽を使った体操」の実演や指導もありました。

講座は、文部省唱歌である「朧月夜」と「茶摘」の紹介で始まりました。
その後、叙情歌「宵待草」や千昌夫のヒットソングである歌謡曲「星影のワルツ」の紹介がありました。先生方のボランティアの経験から、特に千昌夫の歌は、どこの高齢者施設でも好まれ利用者の方が一緒に歌って下さることも多い曲であることを教えていただきました。

講座中盤では、安永先生に「福祉施設などレクリエーションの場での音楽を使った体操」の例として「座ったままできる体操」と「2人1組でできる体操」を教えていただきました。
まず、「線路は続くよ どこまでも」のリズムに合わせて、足をしっかり挙げて足の筋肉を鍛える「座ったままできる体操」を会場の皆さんと一緒にしました。

つぎに、「ソーラン節」のリズムに合わせて、手ぬぐいやタオルを2人で引っ張り合い腕や背中などの筋肉を鍛える「2人1組でできる体操」を会場の皆さんと一緒にしました。

どちらの体操も、利用者さんの体調をみてテンポをゆっくりするなど、レクリエーションを行う対象者である利用者の体調や介護状態に合わせたアレンジが必要であることを教えていただきました。またより効果的に楽しいトレーニングをするための体の使い方や利用者の方が車椅子を使用されている場合の注意点など様々なアドバイスをいただきました。

「声を出す、歌う、体を動かす」との安永先生の呼びかけに合わせ、歌い、体を動かしているうちに、会場でも「筋肉が伸びてる~」などの声が上がり、参加者からは自然と笑顔があふれました。

図書館講座ということで、高齢者施設でのレクリエーションの場で参考になる雑誌や選曲に参考にしている本の紹介もありました。

予定では、その後「北国の春」「青い山脈」「りんごの唄」を歌っていただくはずでしたが、時間の関係で「高校三年生」と並んで高齢者施設で人気のある「青い山脈」を歌っていただきました。
最後に、今回の講座タイトルになっているドラマ「裸の大将」の主題歌「野に咲く花のように」を歌っていただきました。この歌は何度もドラマ化や映画化され幅広い年齢層に好まれている曲だという紹介もありました。
また先生方のボランティア活動の経験から、“施設で利用者さんに好まれる曲”としては、唱歌・歌謡曲のほかに、最近の歌でもAKB48の「365日の紙飛行機」など「NHK連続テレビ小説」の主題歌など施設で歌うと好まれることなども教えていただきました。

生活未来科生活福祉コース、留学生など約25名の参加がありました。
アンケートでは、
・素敵な歌声とピアノ演奏でした!ありがとうございました。
・今回のレクはもうすぐ始める実習で使わせて頂きます。ありがとうございます
・コミュニケーションなどに必要な歌のことなどを聞けて良かったです。また今回のような講座を開いてほしいです。
などの声がよせられました。