今秋は2週続きの週末台風の影響で、第53回佐保祭も散々振り回されました。
始まる前から台風の進行をにらんで二転三転したスケジュールですが、学生や一般のお客様の安全確保を第一に検討した結果、10月28日(土)と30日(月)の開催となりました。

各種イベントや模擬店は全て屋内での実施になり、2日目の吉本お笑いライブの出演者も、ゆりやんレトリィバァさん・フースーヤさん・TASUKUさんから、フースーヤさん・TASUKUさん・アキナさん・ギャロップさんに変更になりました。
日程変更のために観客が少なかったにも関わらず、皆さん力一杯演じてくださいました。学生からのいろいろな質問にも率直に答えてくださり、それも大変盛り上がりました。
両日とも予定より時間も規模も縮小しての開催にはなりましたが、学生達は皆一生懸命に取り組み、楽しんでいたようです。

しかし、楽しいお祭りの裏側には、全体のスケジューリングからイベントの企画、模擬店の準備、ポスターや看板・パンフレット等の作成、お店や会社を回っての広告のお願い、業者さんとの舞台設営や音響についての打ち合わせ等々たくさんの準備と役割分担があり、時には仲間同士でぶつかり合いながら、協力し合う必要があります。
大学祭実行委員はもちろん、さまざまな形で参加・協力した学生達は、それぞれ苦労とともに得るものも大きかったのではないでしょうか。

学生だからこそできるこうした貴重な経験は、今後の学習や実習だけではなく、就職活動や社会に出てからも必ず生きてきます。これからも機会があるごとに、積極的に取り組んでもらえたらと思います。

キャリア支援センター
　　坂上　朋子