2017年12月15日
先日、人生で初めて気球に乗りました。
ほんの数分間でしたが、バーナーで暖められた気球がフワッと浮き上がる感覚にはとても興奮しました。
下から見ている時は「あれだけしか上がらないのか」と思っていましたが、いざ乗ってみると想像以上に高く感じ、普段見ている町の風景がまた違って見えました。
上から見るか、下から見るか、近くから、遠くから…。
ものの見方はたくさんありますが、新しい発見をするためにはどれかひとつだけではなく、様々な方向から見る、見ようとすることが大切だと感じます。
専門職として対象となる人々と関わるときも同じです。
ひとつのことで決め付けずに、様々な方向から対象となる人々を見つめることで、その人の新たな一面が見えてきます。
介護福祉士として現場で働いていた頃、利用者の新たな一面が見えたときにとても嬉しくなったことを覚えています。「この方にはこのような一面もある。ではどのように支援しようか…」と。
新たな発見には胸が躍ります。いつまでもそのような気持ちを忘れずにいたいと思います。
生活未来科生活福祉コース 武田千幸