2019年01月24日
先日2回生が1年間を通して取り組んだ給食管理実習の報告会が行われました。
給食管理実習では、7、8名を1グループとし、約120食前後の給食を、献立作成、栄養価計算はもちろん、味、見た目、大量調理が可能か、衛生的であるかなど、さまざまな事を考え検討しながらおこないます。
また喫食者の皆さんには献立について興味を持ってもらえるような媒体作成も行っています。
1年間で4回の実習が行われ、各班毎回、個性的で楽しい献立が出てきます。
しかし1つの献立を完成させるためには、グループで沢山の課題をクリアする必要があり、どの班も何度も試作をして検討します。
うまくいかない事も多くイライラしている所を目にする事もしばしば・・・。
気が付けば、外は真っ暗・・・学校から見える夜景を見ながら帰ることも・・・。
報告会の発表を聞き、「こんな事あったな~。あの時は大変だったな~」と思いながら、「みんなとはもう終わりなんだな~」と毎回少し寂しい気持ちになります。
この授業を通して、技術的なこと、またグループですることの大変さや、大変なことを仲間と一緒に乗り越えたことで、得られた事が沢山あったと思います。
私たち教員もみんなと一緒に、悩んで、考えて、怒って、笑って、食べた時間。
一緒に学んだ、大変でもとても楽しい時間でした。
過ぎてしまえば大変な事もいい思い出になる事もあります。
みんなが社会に出たとき、少しでもここで得た経験が生かせるようにこれからの活躍を願っています。
食物栄養コース 原美沙子