2019年09月06日
家の畑や庭では今年の夏も、オクラ、トマト、なすび、バジル、青じそ、ピーマン、ししとう、かぼちゃ、さつまいも、みょうが、ねぎ、レモン、いちじくが実り、ひまわり、百日草、コスモス、ローズマリー、ペパーミント、ラベンダー、あじさい等の花が咲き、日々豊かな気持ちにさせてもらっています。
その中に、植えたところとは全くかけ離れた場所にかぼちゃの蔓が伸びていました。
畑には、時々イタチやカラス、ハト等がやってきます。
『きっとその子たちが食べたものの中にかぼちゃの種があり、糞の中に混じっていて、ここで育っているのかな。』と想像を膨らませ、自然のもつ力や不思議さ、命のつながりに感動しています。
自分の力で精一杯生長しようとしているかぼちゃを見ながら、たくましさやいとおしさを感じます。
子どもの成長にも似たところがあります。その子のもつ意外な力や思いを引き出し、それを生かせる場や環境があれば、子どもたちは安心して成長していけるのではないでしょうか。
たくましく生長しているかぼちゃの姿を見て、教育の在り方と重なる一面を感じます。
どのような状況であっても、自分を信じてたくましく生きる力を培うこと。
子ども一人一人の良さや可能性を信じ、精一杯自己発揮できるように見守り、支え、援助し、指導をしていく教師や大人の役割。
意外なところで生長しているかぼちゃの姿から、改めて教育の在り方を見つめ直しているところです。
地域こども学科 藤田 悦代